放射線被ばくによる遺伝的影響

 人では放射線被ばくに伴う遺伝的影響は実際には発生していないが、放射線防護上の基準を設定するために、被ばく線量の増加に伴い、自然に発生している遺伝性の疾病の発生率が増加するとの考え方がとられている。


放射線被ばくによる遺伝的影響の発生確率
職業人 一般公衆
発生確率 1.0×10−2/Sv 0.6×10−2/Sv
ICRP Publ.60
<参考:草間朋子、あなたと患者のための放射線防護Q&A、医療科学社>

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