施設概要

鳥取県

鳥取医療
鳥取医療センター

 精神科疾患、神経筋難病、重症心身障害、結核等の政策医療を地域での中心的施設として行っています。また、療養介護事業、鳥取県東部圏域地域リハビリテーション、精神科救急、さらに平成22年度より医療観察法の診療機能を持ち、多職種による患者様の支援を行っています。この他に臨床研究、教育研修にも積極的に取り組んでいます。平成21年度には精神科入院患者の地域移行に取り組み約70床の減少を可能としました。

米子医療
米子医療センター

 鳥取県西部に位置し、がん医療(地域がん診療連携拠点病院)と腎医療(鳥取県腎臓移植施設・腎透析)及び血液腫瘍に対する末梢血幹細胞移植や骨髄移植を併用した治療(骨髄移植推進財団より非血縁者間の骨髄採取施設ならびに骨髄移植施設に認定)の推進と、他の政策医療分野の医療、鳥取県西部医療圏の二次救急の支援等、地域に根ざした医療を行っています。

島根県

松江医療
松江医療センター

 島根県東部を診療圏として、呼吸器疾患・神経筋疾患・重症心身障害医療の3領域を専門とした医療機関です。特に呼吸器疾患は地域における「呼吸器病センター」として自負を持ち診療にあたっています。

浜田医療
浜田医療センター

 島根県西部医療圏の中核的な総合医療センターです。地域医療支援病院として地域の医療機関と連携しています。救命救急センターを持ち、この地域の三次救急を担当しています。地域がん診療連携拠点病院で2010年5月よりPET-CTが稼働します。周産期医療の充実にも重点を置いています。

岡山県

岡山医療
岡山医療センター

 1991年にユニセフから先進国では世界で初めて‘Baby Friendly Hospital:赤ちゃんに優しい病院’第1号の称号を戴きました。 岡山県東南部の総合周産期母子医療センターとして、周産期医療を含む超低出生体重児・新生児・小児系疾患では先導的な医療を担い、また脳・循環器系疾患、腎移植など高度で先駆的な医療を行っています。

南岡山医療
南岡山医療センター

 神経・筋疾患、免疫異常疾患、呼吸器疾患(結核・慢性呼吸不全・肺ガン等)、血液疾患(白血病等)及び重症心身障害児(者)の専門医療を推進すると共に、地域に貢献できる医療を行っています。

広島県

福山医療
福山医療センター

 広島県東部から岡山県西部地域の中核病院として、政策医療である「がん」「成育医療」「骨・運動器疾患」の診療の向上に貢献しています。また、平成18年8月には地域医療支援病院の承認を受け、地域の中核病院としての役割を果たしています。 なお、平成23年夏に新病棟が完成します。

東広島医療
東広島医療センター

 学園研究文化都市の東広島市にあり、がん(地域がん診療連携拠点病院)、循環器病、呼吸器疾患(結核を含む)、内分泌・代謝疾患、肝疾患の高度先進的な医療を担う総合医療施設です。また、地域の中核病院として救急医療にも積極的に取り組んでいます。

賀茂精神医療
賀茂精神医療センター

 山陽地方における精神の専門医療の中核病院としての役割を果たしています。広島県の精神科救急の指定を受け、県内全域を365日カバーする体制を整えるとともに、精神障害者の社会復帰に力を入れ、リハビリテーション部門を充実させています。精神病床、医療観察法病棟、重症心身障害(強度行動障害)病棟等を有しています。

呉医療
呉医療センター
中国がんセンター

 中国がんセンターとして、がん診療を中心とした医療を担う総合医療施設で、救急医療の充実にも取り組み、難病対策、母子医療、循環器医療など様々な分野に対応し、良質で安全かつ高度な医療を提供し、信頼される病院を目指しています。

広島西医療
広島西医療センター

 広島県西部二次医療圏における中核医療病院として、急性期医療、成育医療、がんに関する医療は勿論、セーフティネットとしての神経・筋、重症心身症の専門施設でもあります。他には、血液疾患、認知機能疾患、循環器疾患、神経難病などに関する専門的な医療が特徴的であり、これらの特化した専門分野を中心に全国有数の治験実績を上げています。また、医師・看護師をはじめとする若い医療人の育成にも積極的に取り組んでおります。

山口県

岩国医療
岩国医療センター

 山口県東部に位置し、岩国市はもとより玖珂郡、広島県大竹市、北は島根県の一部を医療圏とする地域の中核病院です。循環器疾患、がん等の政策医療及び救急医療を柱に、良質で安全かつ高度な医療を提供しています。

柳井医療
柳井医療センター

 山口県南東部の沿岸に位置し、診療圏は山口県全域のみならず、島根県、広島県西部地域に至る神経難病の専門的中核病院です。同時に重症心身障害児(者)の政策医療も推進しています。また、大腸肛門疾患の専門病院として、一般外科治療にも力を入れています。最近では、腎不全に対する入院透析治療も始めています。

山口宇部医療
山口宇部医療センター

 肺がんを中心とするがん専門病院、重症の呼吸器疾患の診療、重度心身障害児(者)に対する医療を実施しています。患者中心の医療を実践し、地域の人々に信頼される病院を目指しています。

関門医療
関門医療センター

 明治維新の幕開けを奏でた歴史の街、下関市長府に新病院をオープンいたしました。37診療科が『7つの総合診療外来』と『7つの疾病センター(入院患者)』を編成した診療体制をとっています。また、山口県西部(下関・長門医療圏)のセーフィティネットとして、24時間365日稼働の『救命救急センターER24』を開設し地域の方々の安心と安全の拠り所となっています。

香川県

こどもとおとな医療
四国こどもとおとなの医療センター

 平成25年5月に善通寺病院と香川小児病院が統合し新病院『四国こどもとおとなの 医療センター』となりました。 成育医療(総合周産期母子医療センター、小児医療センター)、循環器病センター、 成人病・骨・運動センター、女性医療センター、救命救急センターを整備し、高度で 専門的な医療を提供しています。

高松医療
高松医療センター

 高松市東部、源平の古戦場屋島に近く風光明媚で閑静な丘陵地に位置し、神経筋難病、呼吸器疾患の専門的医療を柱に、内科系・外科系の一般診療、糖尿病をはじめとした生活習慣病や内分泌代謝疾患、高血圧・動脈硬化・心疾患などの循環器疾患、消化器疾患、骨関節疾患・リハビリテーションなどの、専門診療を展開しています。

愛媛県

四国がん
四国がんセンター

 がん政策医療ネットワークの四国グループ基幹医療施設であるとともに、全国がん(成人病)センター協議会加盟施設の一員として、また愛媛県の都道府県がん診療連携拠点病院として「高度で専門的医療・臨床研究・教育研修・情報発信」の機能を備え、がん撲滅に取組んでいます。

愛媛医療
愛媛医療センター

 呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、整形外科的疾患、重症心身障害などの医療に専門的に取り組んでいます。院内には東温市医師会が設置されるなど地域に開かれた医療機関となるよう努めています。

徳島県

徳島
とくしま医療センター
西病院

 神経・筋疾患、筋ジストロフィーに関する四国グループの基幹医療施設として高度で専門的な医療を行っております。また、スポーツ医学を中心とした骨・運動器疾患等に関する医療を推進しています。

東徳島医療
とくしま医療センター
東病院

 呼吸器疾患・重症心身障害の政策医療を柱に、循環器疾患・腎疾患等についても、地域の中核病院としての役割を担っています。

高知県

高知
高知病院

 成育医療、がん、腎疾患、呼吸器疾患(結核含)、エイズ、重症心身障害等の専門的医療を含む24診療科を有し、県域における中心的役割を果たしています。また、地域との医療連携を構築すると共に、アレルギー、リウマチ等の免疫異常についての臨床研究、教育研究にも務めています。

国立ハンセン病療養所

長島愛生園

 長島愛生園では現在約200人の入所者が療養生活をおくっています。この方たちの病気の治療を行い、生活のお世話をすることが愛生園の役目です。ハンセン病そのものは完全に治っていて菌のある人はいませんが、後遺症のために目が見えなかったり、手・足の動きや感覚が鈍くなるなど何かの障害のある人がほとんどです。1930年に長島愛生園はハンセン病の患者さんを集めて治療する目的でできました。国が作った療養所は13ありますがその第1号でした。2003年8月長島愛生園歴史館を開館し、愛生園にのこる多くの資料を展示しハンセン病とそれを取り巻く問題についてわかりやすく説明しています。ぜひ一度おいでください。

光明園
邑久光明園

 国立療養所邑久光明園は、全国に13ある国立ハンセン病療養所のうちの一つで、岡山市の東南35Kmの瀬戸内海に浮かぶ、長島にあります。 瀬戸内海の温暖な気候と四季折々の美しい自然に満ちあふれた環境は、療養に最適の地とされております。光明園のある瀬戸内市邑久町は、大正ロマンの画家竹久夢二の生まれた町でもあり、東洋のエーゲ海と呼ばれる牛窓町、備前焼で名高い備前市に隣接し、東南は瀬戸内海国立公園を望んでいます。ハンセン病は現在では、抗生剤を中心とする治療法が確立されており、完治する疾病です。 しかし、1943年までは有効な治療法がなかったため、現在当園に入所しておられる方々の大部分は、重複した障害を後遺症として残してしまいました。 早期診断と早期治療が重要で、最近診断される新しい患者さんのほとんどは、障害を残さずに治癒しておられます。

青松園
大島青松園

 大島青松園は、小島の全島が大島青松園として入所者の方の生活の場となっています。園内には売店・食堂・郵便局・公園・宗教施設・会館・外来者用宿泊施設等があります。現在、入所者全員がハンセン病の基本治療を終了していますが、末梢神経障害を起因とする後遺症、高齢化による各種疾病の治療・看護・介護は「治療棟」「病棟」「不自由者センター」でそれぞれ行なわれています。「治療棟」は一般の病院と同等の設備を備え、内科、外科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科、リハビリテーション科などで治療、処置を行なっています。

Posted by Takumi Ichinose