会長挨拶
国立病院機構中国四国放射線技師会のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
本会は全国国立病院療養所放射線技師会のもと独立行政法人国立病院機構中国四国グループ内の病院と国立療養所26施設に勤務する診療放射線技師で構成し、令和5年度の会員数は268名となっています。私たちは会員相互の職業倫理の高揚、放射線技術の向上発展と放射線障害の防止に努め、国民の医療及び保健の維持発展に寄与することを目的とし活動しています。
具体的な活動内容は各種研修会、学術大会や総会の開催、eラーニング教材作成、資格試験対策、診療放射線の安全管理、会誌発刊などとし幅広く取り組んでいます。
国民の皆さま、医療関係者の皆さま、本会は質の高い放射線医療を提供すべく会員一同一丸となり取り組んでまいりますので、今後ともご指導いただきますようお願い申し上げます。
国立病院機構中国四国放射線技師会会長 土江眞一郎
2024年1月
令和6年石川県能登地方を震源とする地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害を受けられた方々に心からのお見舞いを申し上げます。救済や復旧のためにご尽力されている方々には深く敬意を表します。一日も早い復興と日常への回帰を心よりお祈り申し上げます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
穏やかな新年を迎える中、能登半島を震源とする地震により日本列島は一変しました。私は東日本大震災の記憶が戻ってきたと同時に、深い悲しみと胸を締め付けられる思いが今も続いています。
忘れたころにやってくる天災。切っても切れない関係だと改めて考え直す次第です。我々も災害時は仕事場に駆け付け、人命救助に最大限努めます。その時のため日頃からの準備を怠らず取り組む必要があると真剣に考えるお正月となりました。
会の運営を少しだけお話しします。昨年は第77回国立病院総合医学会を広島で開催し、お陰様で盛況のうちに終えることができました。このとき開催された全国国立病院療養所放射線技師会の理事会、総会、懇親会、学会でのシンポジウムなどの運営企画には私たちも携わり、かけがえのない経験を得ることが出来ました。これらを通して会のチーム力が向上したと思います。本年はそのチーム力で会員へ向け『感動』を与えたいと考えています。
中国四国地区は瀬戸内海を囲む地形です。中国山地を越えると日本海へ、瀬戸内海を越え四国へ行くと太平洋へも面しています。全員が揃うことは中々大変ですが、学習できる機会の提供は我々執行部の務めです。期待もされていますので頑張ります。また地区を越え、九州・近畿との共同勉強会も企画進行中です。私も一会員として楽しみにしています。
会長として2期目に入った私ですが、まだまだ至らぬ点ばかりです。ご期待に応えることができるよう精進致しますので、本年も当会への変わらぬご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
令和六年 元日
国立病院機構中国四国放射線技師会会長 土江眞一郎